Course Overview

[表象文化論]:現代文化や現代社会における表象に関わる問題について文献講読を通して考察する。

Learning Achievement

授業のテーマに関する幅広い知識をつけることにより、広い視野と国際性を養い、心身の健康と人間性・倫理性を高めること、また文献の精読を通して、文化事象を理解し、批判的・創造的思考力を身につけることを目標とする。

Competence

「批判的・創造的思考力」、「広い視野と国際性」、「心身の健康と人間性・倫理性」、「文化事象の理解力」に関わる。

Course prerequisites

Grading Philosophy

評価方法：授業中の発表（分担箇所の理解度を含む）および討論への貢献度（６０％）、学期末に提出するレポート（４０％）

Course schedule

文化表象におけるエコロジーの問題について考察する。最近のエコクリティシズムや「人新世」に関わる議論、マルチスピーシーズ民俗誌における議論を参照しながら、いかに文化表象が現代のエコロジー危機に向き合うための基盤を提供しているかについて考える。授業では、Samuel Beckettの小説Malone Dies, Timothy Mortonのエコロジー思想、マルチスピーシーズ民俗誌、仏教と日本人の自然観に関わるテキストを扱う。最後に、受講者各自が授業内容に関連するトピックを選び、自らの考察を発表する。
定期試験に代えてレポートを課す。

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

Tsushima Michiko

Other information

ベケットとエコロジー思想についての第２回、第３回は、英語の文献を扱うため、英語のリーディング力を要します。

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