Course Overview

日本列島における国家の形成を中心テーマとし、古墳時代の社会と文化について講義を行う。

Learning Achievement

3世紀から6世紀にかけてつづく古墳時代は、弥生時代に出現した各地の政治勢力が広域におよぶ政治的結集を果たした日本列島の国家形成期ととらえられる。この授業では、古墳時代の政治構造と国家形成とのかかわりについて理解することを目標とし、各地に築かれた古墳の存在形態を分析することにより日本列島の初期国家形成過程を考察する。

Competence

批判的・塑像的思考力と先史学・考古学の理解に関連する。

Course prerequisites

本授業を受講する前に、考古学概説-ａ、考古学概説-ｂ、考古学特講Ⅰ-ａなどの考古学に関連する科目を履修しておくことが望ましい。

Grading Philosophy

学期末に実施する試験(配点率90%)とmanabaをつうじて提出を求めるアンサーシート（配点率10％）により総合的に評価する。学期末試験の具体的な方法については、授業の中で説明するとともに、manabaに必要な情報を掲載する。

Course schedule

以下の内容について、対面方式で講義をおこなう。

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

Takizawa Makoto

Other information

授業のテーマはきわめて専門的なものであるが、考古資料をどのように調査・分析し、研究していくのか、そのプロセスにも注目して欲しい。

Site for Inquiry