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Course Detail

Degree
Doctor
Standard Academic Year
1, 2
Course delivery methods
face-to-face
Subject
Social studies, Historical & philosophical studies
Program
School
Master's Program in Humanities
Department
Doctoral Program in History and Anthropology
Campus
Tsukuba Campus
Classroom
Course Offering Year
2023-2024
Course Offering Month
April - June
Weekday and Period
Thu4
Capacity
Credits
1.0
Language
English
Course Number
02DC41C

Asian Ethnic Social History II-A University of Tsukuba

Course Overview

18世紀前半に清朝とモンゴル・チベットの有力者との間で取り交わされた『清内閣蒙古堂檔』所収の満洲語の檔案、ならびに『宮中檔雍正朝奏摺』所収の満洲語の奏摺から、清朝とモンゴル・チベットの境界地帯に関する史料を受講生全員で講読する。そして、18世紀前半に清朝が内陸アジアへと拡大する中で、境界地帯の社会における政治的動向が清朝の政策とどのように関連していたのかを議論する。

Learning Achievement

(1)満洲・モンゴル・チベットへと広がった清朝支配について理解し、「専門知識」を深める。
(2)個別の史料から見出される情報を活用して歴史像を構築し、「知の活用力」を涵養する。
(3)多様な文化的背景を持った人間集団が混在する前近代の中央ユーラシアの国際情勢への理解を深め、「国際性」を涵養する。

Competence

汎用コンピテンス「知の活用力」「国際性」、専門コンピテンス「専門知識」に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

・毎回の授業に予習として課す史料読解の精度と史料内容への理解(80%)
・議論への参加(20%)

Course schedule

授業は「対面」で実施します。
『清内閣蒙古堂?』(内蒙古人民出版社、2005年)、及び『宮中?雍正朝奏摺』所収の満洲語の?案から、清朝とモンゴル・チベットの境界地帯の社会の動向に関連する史料を講読し、18世紀前半における清朝・モンゴル・チベットの境界地帯の社会の特徴と清朝の政策との関連を議論する。
第1回では、史料の概要等について講義し、第2回~第9回は、受講生全員に史料の読解を発表してもらい、それに基づき史料の内容や意義を議論する。また、必要に応じて編纂史料の記述と比較する。第10回では、それまでに講読した史料に基づき議論を深める。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Iwata Keisuke

Other information

満洲語の文字・文法を理解していることを推奨します。講読する史料以外にも関連する文献等を精査してください。

Site for Inquiry


Link to the syllabus provided by the university