Course Overview

中国の宗教問題、宗教史にかかわるテーマを事例に則して検討する。

Learning Achievement

中国の近代化、現代化にともない宗教文化にいかなる変革と継承がみられるか総合的に理解できるようにする。東アジアに視野を広めた探究によって汎用コンピテンスの2.と4.、および専門コンピテンスの5について、その基礎力が習得できる。また授業全体を通じ、汎用コンピテンスの2と専門コンピテンスの1の力を練ることにつながる。

Competence

汎用コンピテンスとして2.批判的、創造的思考力、4.広い視野と国際性、専門コンピテンスとして1.文化事象の理解力 5.国際的な主体性に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

授業における討論への参加などの取り組み状況や課題の提出(70%)、期末試験(30%)により評価する。評価基準は課題や試験の解答における授業の理解の程度および批判的創造的考察の程度による。

Course schedule

この授業は対面で行う。
19世紀半以降、現代まで中国の社会と文化は大きな変動を迫られたが、一方で根強い過去からの継承もみられる。伝統との関係で、近代化、現代化の指標を参照しながら、宗教文化の変革と継承の諸相を検討する。後半では師教と済度宗教について、伝統と現代化、研究意義を検討する。

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

Maruyama Hiroshi

Other information

授業であつかう史料を熟読し、批判的に思考することを期待する。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university