Comparative Literature 1A University of Tsukuba
Course Overview
近現代の文学を研究対象として取り扱う際、海外の文化や文学との交流や影響関係を考えることは大変重要である。本授業は、比較文学の手法を学ぶことによって、近・現代文学研究における新たな視野を獲得することを目的とする。多言語のテクストの精読による実証研究や、翻訳理論などを用いたテクスト研究の具体例に触れ、こうした研究に関する知識を得ることで、比較文学研究の視点を体得し、履修者の修士論文に向けての研究に生かす。
Learning Achievement
比較文学の手法を学ぶことによって研究力と専門知識を高め、文学に関するアカデミックな論述ができるようになる。各自が報告を担当することによって知の活用力と国際的なコミュニケーション能力を身につけ、アカデミックな場での研究発表及びディスカッションができるようになる。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「国際性」「コミュニケーション能力」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
報告およびディスカッションでの積極性(40%)、期末レポート(60%)
Course schedule
今学期は、日本文学の翻訳について考える。翻訳理論の基礎を学ぶとともに、古典から現代のマンガ作品までのテクスト翻訳の具体例を検討し、実際に翻訳を行ってみることで、文学作品の翻訳に関わる諸問題を検討する。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Hiraishi Noriko
Other information
ディスカッションにおける積極性を重んじる。
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Hiraishi Noriko
Email address: hiraishi.noriko.gn@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university