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Course Detail

Degree
Master
Standard Academic Year
1, 2
Course delivery methods
Subject
Social studies, Languages, Historical & philosophical studies
Program
School
Master's Program in International and Advanced Japanese Studies
Department
Master's Program in International and Advanced Japanese Studies
Campus
Tsukuba Campus
Classroom
Course Offering Year
2023-2024
Course Offering Month
April - June
Weekday and Period
Fri3
Capacity
Credits
1.0
Language
English
Course Number
0ABE033

Conversation Analysis in Japanese 1 University of Tsukuba

Course Overview

「日常会話」は、言語を問わず、様々な言語使用状況の中でも最も一般的かつ根源的な社会的相互行為場面である。その「日常会話」をフィールドとして、社会学者のHarvey Sacks、 Emanuel Schegloff、 Gail Jeffersonらによって日常的相互行為の組織を明らかにするべく創始され、開発されたのが「会話分析」である。本授業では、会話分析の理論的背景や視点、データ収集・転写の方法およびその理論的根拠を学んだ上で、会話分析の基本的分析概念を日本語会話における具体的事例を通して理解し、会話分析の手法の基礎を身につける。人間関係や社会的関係を築く基盤となる日常会話がどのように組織されているのかを厳密に捉える視点を養うことによって、そこで生じていることを的確に、かつ、深く理解する力を身につける。

Learning Achievement

(1)様々な言語使用状況の中でも最も一般的で社会的活動の根幹を成す「日常会話」を、社会学者であるSacks, Schegloff, Jeffersonらによって創始され、開発された「会話分析」の視点を理解できる。
(2)分析の構えや基本的概念についての講義、および、具体的な事例の分析を通して、「会話分析」の手法の基礎を身につける。
(3)言語と人間の社会的基盤についての洞察を深める。
(4)知の活用力・コミュニケーション能力・国際性の養成に不可欠な思考力を養い、会話分析研究に必要な研究力と専門知識を身につける。

Competence

汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

課題1(10%)、課題2(30%)、期末課題(60%)の割合で換算した上で、総合評価を算出。評価は本学の基準による。

Course schedule

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Takagi Tomoyo

Other information

日本語相互行為分析1と日本語相互行為分析2を連続で履修することによって、会話分析の基本的な重要分析概念が概観できるようになっています。会話分析の手法を自分の研究に用いたい方は、必ず連続履修して下さい。また、分析概念はテキストを読んだだけで正確に理解するのは困難です。授業の解説を聴いてディスカッションに参加することが極めて重要です。ディスカッションや課題への取り組みは、基本的に、グループで行います。毎回出席し、また、授業内外においてグループメンバーとしての責任をきちんと果たすようお願いします。

Site for Inquiry

Please inquire about the courses at the address below.

Contact person: Takagi Tomoyo

Email address: takagi.tomoyo.gp@u.tsukuba.ac.jp


Link to the syllabus provided by the university