Global Society and Japan (Law and Civil Society) 5B University of Tsukuba
Course Overview
近代市民社会において成立した法は、一定の理念、価値に基づいている。他方、グローバル化、情報化、少子高齢化が進む中で、法は変容を続けている。このような中で、我々は、法の根底にある理念、価値を学び直し、変えてはいけないものと変えるべきものを切り分ける能力を持たなければならない。そこで、市民社会において現に起きている事件や論争などの法的問題を、憲法、刑事法、民事法、他国との比較などの観点から検討し、法の理念、価値を理解した上で、現実の対応策を提言できるようになることを目指す。
Learning Achievement
法学研究の専門知識について学習する。また、多様な他者の議論することで、国際性、コミュニケーション能力を養成するとともに、知の活用力に不可欠な思考力を訓練し、法学研究において論文執筆が可能な研究力を身につけることができる。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の創成力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
なし
Grading Philosophy
担当した内容の要約及び発表の出来5割、毎回の他者の発表に対する意見表明の出来5割で評価する。
Course schedule
民法典の親族編の成立過程について、資料を読み検討する。本年度は、大村敦志先生の「民法読解親族編」を10回に分けて、担当者に内容を要約してもらい、参加者で議論する予定である。但し、受講生の要望により変更する可能性はある。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Nemoto Nobuyoshi
Other information
詳細についてはmanabaで知らせるので、manabaからの通知に注意すること。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university