History of Regional Economy and Business 2B University of Tsukuba
Course Overview
本授業はグローバル競争下における地域産業の衰退あるいは再生・活性化に関して、グローバル競争に突入する以前の地域産業あるいは産業集積の発展と対比させつつ検討することを目標とする。特に本授業では、都市型産業集積、企業城下町型産業集積、産地型産業集積の3つのタイプに着目し、グローバル競争下における産業構造の変化や直面する課題、地域・集積内で取り組まれている再生策(産学連携等)について検討することを主なテーマとする。授業では、毎回、注目される研究テーマ・事例・文献等を取り上げ、それについてまず教員が近年の研究動向を踏まえつつ重要点を説明する。さらに教員が一方的に講義を行うのではなく、受講生の報告と討論も取り入れる形で授業を進める予定である。「地域経済・経営史1B」とは異なるトピックスを扱う。
Learning Achievement
地域経済・経営史研究の専門知識について学習する。履修者は、特にグローバル競争下における地域経済・産業集積の変質、地域企業経営の変革を主なテーマとして取り上げ、報告(レポート作成も含む)や討論等を通じて知の活用力、コミュニケーション能力、国際比較や国際性の養成に不可欠な思考力を訓練し、地域経済・経営史研究において論文執筆が可能な研究力を身につけることを目標とする。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
第1回目の授業冒頭で授業の進行方法および履修等に関する重要な連絡事項等を提示し、それらを前提として以後の授業を進めて行くので、履修希望者は必ず出席・聴講すること。地域経済、日本経済および企業経営に関する学部(学類)レベルでの専門的知識があることを履修の前提とする。
Grading Philosophy
授業での報告(40%)、レポート提出(40%)、議論への参加度(20%)の3点から総合的に評価する。
Course schedule
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Hirasawa Teruo
Other information
on lineと対面の併用で授業を進める予定である。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university