History of Religious Thought I(3)B University of Tsukuba
Course Overview
11~12世紀に書かれたインド仏教知識論の綱要書を原典講読し、その基本概念を理解するとともに、サンスクリットで書かれた哲学書の解読方法を学ぶ。モークシャーカラグプタ著『論理のことば』(第2章)を読みながら、仏教知識論における推理論の基本概念を解説する。
Learning Achievement
11~12世紀に書かれたインド仏教知識論の綱要書に基づいて仏教知識論の基本概念を理解するとともに、サンスクリットで書かれた哲学書の解読方法を学ぶ。
Competence
専門分野の古典テクストの解読を通じて、専門知識と思考力、研究能力を陶冶することはもとより、自身の研究の国際的な発信へとつなげる。授業での討議を通じて、 コミュニケーション能力やチームワーク力を培う。
Course prerequisites
サンスクリット語、チベット語に関する知識を前提とする。
Grading Philosophy
講読への準備、討議への参加の様子をみて評価する。
Course schedule
モークシャーカラグプタ著『論理のことば』(第2章)を読みながら、仏教知識論における推理論の基本概念を解説する。なお、本科目はオンラインで講義を行う(Teamsを用いたリアルタイム配信)。履修予定者はTeams上の本科目名のチームにチームコードを使ってあらかじめ登録しておくこと。チームコードはmanabaの本科目のコースニュースに記載されたものを用いること。講義開始5分前までには、manabaにアップロードされているPDF資料を手元に印刷して用意した上でスタンバイすること。論証因の三条件に関する思想史の概説三種の論証因に関する思想史の概説自性因と所作因に関する思想史の概説無知覚因とその分類に関する思想史の概説『論理のことば』第2章解読と解説(1):三種の論証因『論理のことば』第2章解読と解説(2):自性因『論理のことば』第2章解読と解説(3):所作因『論理のことば』第2章解読と解説(4):無知覚因とその分類(前半部)『論理のことば』第2章解読と解説(5):無知覚因とその分類(後半部)内容の総括とアナリーゼの作成
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university