Introduction to Research in Japanese Language Pedagogy University of Tsukuba
Course Overview
日本語教育原論での基礎知識を踏まえ、日本語教育に関する研究論文を書くための講義をオムニバス形式で行う。コース前半では、研究論文を書く方法として、先行研究批判方法や、オリジナリティと論理性の示し方、調査方法、引用、剽窃、データの扱い方を講義する。その上で、教員の専門性を伝えるべく、文章・談話研究の方法、自然会話研究の方法、ポライトネス研究の方法、 日本語学習者研究の方法など、日本語教育に必要な研究方法を学ぶ。
Learning Achievement
履修者は、日本語教育に関する研究論文作成のための多角的アプローチを理解し、自分の研究計画に反映させられる。 また、知の活用力・コミュニケーション能力・国際性の向上に必要なスキルを高めることができる。さらに、専門知識を身に着けることで、研究力を身に着けることができる。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
他学位プログラム、他領域で本授業を受講する留学生は、TTBJ(http://ttbj-tsukuba.org/p1.html) の判定でJ8レベル以上の日本語力を有すること。必ず初回の授業に出席し、オリエンテーションを受けること。
Grading Philosophy
授業参加度40%+期末レポート60% A+からDの評価は本学の基準による。 期末レポート:授業で学んだ内容を踏まえ、修士論文の執筆に向けて自分の研究計画書を作成すること 1) 研究テーマ、研究の背景(先行研究)、研究目的、問題設定、具体的な研究方法、期待される成果、参考文献について論述すること。 2) 研究の背景には、各自の研究と最も関連性の高い先行研究を3本以上取り上げること。 3) 引用方法および参考文献の書き方に注意すること。 分量:A4で5ページ程度 提出先:manaba 締め切り:2024年1 月3 日( 水) 17 : 00
Course schedule
発表の割り当てや各授業前の準備は、担当教員がmanabaで事前に指示する。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Sekizaki Hironori,Chauhan Anubhuti,MOON CHANGYUN,Ito Hideaki,Ono Masaki,Takagi Tomoyo,Bushnell Cade Conlan,Vanbaelen Ruth,Hatano Hiroaki
Other information
使用する教科書の各回範囲は、事前に精読し、担当教員からの質問にも答えられるように準備しておくこと。 欠席する場合は、事前に必ずコーディネーター及び授業担当教員に連絡すること。 授業は対面を基本とする。オンラインで実施する場合は担当教員から連絡があるので、manabaからの通知を受け取れるようにしておくこと。
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Sekizaki Hironori
Email address: sekizaki.hironori.ke@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university