Japanese Pragmatics University of Tsukuba
Course Overview
語用論の観点から注目すべき言語現象を、慣習的な日本語の用例を用いて解説し、語用論の課題に対して、コミュニケーション理論の側からのアプローチを試みる。コミュニケーションの諸理論の概説を通して、発話の目的とは何かを解き明かしていく。
Learning Achievement
言語研究の 1 つのアプローチとしての語用論の理論を踏まえ、「依頼」「承諾」「挨拶」といった発話行為の原理や方法が言語や社会により異なることが説明できるようになる。
Competence
専門コンピテンス「2.言語事象を社会・人間との関わりで捉える力」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
発話行為の原理や方法に関わる、毎回の課題提出(10%)と最終テスト(90%)で判断する ●ルーブリック:http://www.japanese.tsukuba.ac.jp/cms/resource/uploads/2022/03/AE13A91.pdf
Course schedule
語用論とコミュニケーション理論、およびコミュニケーション理論の普遍性と用例の個別性を説明し、語用論の基礎的考えを講義する。協調の原理、関連性理論などを扱う。発話行為論、発話機能論、ポライトネス理論、日本語の配慮表現を紹介する。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Ono Masaki
Other information
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Ono Masaki
Email address: ono.masaki.ga@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university