Course Overview

「日本政治と市民社会3」に引き続き、日本の政治や市民社会に関する日本語の文献(「日本政治と市民社会3」では取り上げなかったもの)を講読し、その内容を深く理解するとともに、受講者自身の研究に活かしていく。そのため、受講者の研究関心に応じた文献をを精読したうえで、課題設定、研究方法、議論の含意等について批判的に検討する。

Learning Achievement

(1)他国との比較の視座をもとに、日本政治および市民社会の特徴について考察できる（知の創成力・国際性・研究力・専門知識）。
(2)先行研究を的確に理解し、それに基づいて新たな研究を構想することができる（研究力）。
(3)資料やデータを的確に収集し、それに基づいて分析することができる（知の創成力・研究力・専門知識）。
(4)異なるバックグラウンドの人々と議論し、自らの思考を相対化することができる（コミュニケーション能力・国際性）。

Competence

汎用コンピテンスのうち「知の創成力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。

Course prerequisites

特になし。

Grading Philosophy

担当文献の報告40%、授業時のディスカッションへの参加60%

Course schedule

授業では、日本における社会経済的不平等と政治との関係を考察した文献を中心に輪読していく。
優れた論文を検討しながら、どうすれば学術誌の査読でアクセプトされるのかを考えていきたい。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Yamamoto Hidehiro

Other information

本授業では、日本語および英語の運用能力が求められる。
また、計量分析についての知識があるほうが望ましい。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university