Language and Culture II University of Tsukuba
Course Overview
辞書での多義語を対象として、意味派生の方向を分析する。分析結果を他言語と比較し、個別言語の特徴を明らかにする。なお、重義の語彙や表現の曖昧さを解決する方法を考える。
Learning Achievement
言語表現の意味派生の様相を通して、日本語の特徴を理解することができる。
Competence
専門コンピテンス「1.言語事象を構造的に分析する力」「2.言語事象を社会・人間との関わりで捉える力」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
口頭発表20%、小課題40%、期末レポート40%で評価する。 ●ルーブリック:http://www.japanese.tsukuba.ac.jp/cms/resource/uploads/2022/03/AE13B81.pdf
Course schedule
1.授業内容と授業進行の説明、履修上の注意点 2.語彙の分類法 3.語彙の分類I:1 具体名詞、2 抽象名詞、3 感情形容詞、4 行為動詞、5 複合動詞 4.語彙の分類II:1、2、3、4、5の再分類 ⇒ グルーピング 5.分類による語彙に収集 ⇒ 日本語辞書、英和辞書の選定 ⇒ 収集語彙の意味記述調査 6.具体名詞・抽象名詞の意味派生:グループ別に分析と発表、グループ間の対照 7.感情形容詞の意味派生:グループ別に分析と発表、グループ間の対照 8.行為動詞の意味派生:グループ別に分析と発表、グループ間の対照 9.複合動詞の意味派生:グループ別に分析と発表、グループ間の対照 10.まとめ各回の授業中出されるグルーピング別、または個人への課題を調査・分析し、発表・提出する。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Kim In-hwa
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university