Law and Civil Society 1B University of Tsukuba
Course Overview
近代市民社会において成立した法は、一定の理念、価値に基づいている。他方、グローバル化、情報化、少子高齢化が進む中で、法は変容を続けている。このような中で、我々は、法の根底にある理念、価値を学び直し、変えてはいけないものと変えるべきものを切り分ける能力を持たなければならない。そこで、市民社会において現に起きている事件や論争などの法的問題を、憲法、刑事法、民事法、他国との比較などの観点から検討し、法の理念、価値を理解した上で、現実の対応策を提言できるようになることを目指す。授業計画と形式であるが、受講生からテーマを募り、そのテーマの理解に必要な基礎的知識について講義をした上で、そのテーマに関する具体的な事件や論争を取り上げ、討論する。「法と市民社会1A」とは異なるトピックスを扱う。
Learning Achievement
法学研究の専門知識について学習する。また 知の活用力、コミュニケーション能力の養成に不可欠な思考力を訓練し、法学研究において論文執筆が可能な研究力を身につけることができる。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「コミュニケーション能力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
なし
Grading Philosophy
担当した課題に対する発表内容で評価する(100%)。他者の発表時における参加態度も加味する(加点要素)。
Course schedule
法と市民社会1Bでは、主に家族法に関する問題について、受講生に課題を与えて発表させて全員で討論する予定である。具体的には以下のような内容を予定している。但し、受講生の要望により変更する可能性はある。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Nemoto Nobuyoshi
Other information
詳細についてはmanabaで知らせるので、manabaからの通知に注意すること。
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Nemoto Nobuyoshi
Email address: nemoto.nobuyoshi.ge@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university