Legal Philosophy Essay Writing Seminar University of Tsukuba
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Course Overview
法哲学および関連する道徳・政治哲学分野、あるいは社会科学分野における小論文執筆を行う。
Learning Achievement
法哲学および関連人文・社会諸科学における語彙や知識を適切に運用できる。 法哲学および関連人文・社会諸科学における語彙や知識を用いて現実の法的・社会的・政治・経済的的争点を分析・評価することができる 法的・社会的・政治的・経済的争点に対する自らの立場の擁護を試みることができる。
Competence
以下の汎用コンピテンスと関連する。「1コミュニケーション能力、2批判的・創造的思考力、6協働性・主体性・自律性」。以下の専門コンピテンスと関連する。「1社会科学の基礎、2社会科学の素養、3社会問題の発見、4社会的事象の理解・分析、5社会問題の解決、6社会科学的な表現・議論」
Course prerequisites
小論文を書く意志があること(そのために必要な最低限の社会科学的ないし哲学的な問題意識があること)。また、第2回までに戸田山『論文の教室』を読む(あるいは振り返る)意志があること。
Grading Philosophy
第2回で提出される戸田山『論文の教室』に関する簡単な分析10%、第5回で提出されるアウトライン20%、第8〜9回における最終報告の報告10%、提出される小論文60%。小論文の字数は、3000字以上上限なし。履修人数によるが、木山は一人当たり最大1時間をとって最終的にコメントをする。 演習への積極的な参加は加点。
Course schedule
本演習は、卒業論文執筆を目指す、あるいは小論文執筆を通じて大学生活における執筆から学びたい2〜4年次の学類生向けに、その手法について実践的演習を行うものである。(卒業論文指導に木山がかなり労力をとられているため、学生に共通する形式・執筆方法の指導を本授業で行いたい。) 木山は(学生が他者に敬意を払っている限り)怖い教員ではない。道徳・政治・法哲学分野ないし諸社会科学分野で卒業論文執筆を予定している者は、専門を問わず履修して構わない。 2023年度は、半数を対面で、もう半数をオンラインで行う予定である。 とはいえ、大学規定に従いつつ、履修者数や、参加者(木山含)の関心によって柔軟に運営する。 第1回 イントロダクション 論文を書くということ(戸田山/千葉) 7月7日 第2回 戸田山『論文の教室』から:経験と課題の共有 確認の技法と共有 7月14日 第3回 社会科学各分野における論文執筆の特質(小熊) テーマを練る、必要なことを考える 7月21日 第4回 情報生産者になる(上野) 文献に当たる/文献を探す 7月28日 第5回 応用哲学研究の倫理的問題と課題 アウトラインの検討と夏季の宣言 8月4日 第6〜7回。論文執筆 中間段階報告 (集中日程を予定) 9月1日(仮) オンライン予定 第8〜9回。論文執筆 最終報告 (集中日程を予定) 9月29日(仮)(対面) 第10回。 相互講評 (集中日程を予定)9月29日(仮)(対面) 報告部分については、報告者(教員の場合には教員)が用意する。著作権者は作成者なので、取り扱いに注意すること。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
KIYAMA Kosuke
Other information
本科目の開講は本年度から(ないし本年度のみ)なので、受講する学生の様子を見ながら柔軟に運営したいと思っている。過度な負担を要求するつもりは毛頭ないが、柔軟さを許容して欲しい。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university