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Course Detail

Degree
Master
Standard Academic Year
1 - 5
Course delivery methods
Subject
Subjects allied to medicine, Biological sciences, Education
Program
School
Graduate General Education Course
Department
Master's Program in Disability Sciences
Campus
Tsukuba Campus
Classroom
Course Offering Year
2023-2024
Course Offering Month
August - September
October - November
Weekday and Period
Intensive
Capacity
Credits
1.0
Language
English
Course Number
0A00407

Neuro Diversity and Self-Management University of Tsukuba

Course Overview

本学大学院生が産業界や地域社会で自身の能力を十分に発揮できるよう、自己および他者における脳の多様性を適切に理解することを通して、自身の特性に合ったセルフマネジメントスキルを身に付けることを目標とする。
講義としては、発達障害から定型発達の連続体として捉えられる「脳の多様性(ニューロダイバーシティ)」について概説する。加えて学業や日常生活において有効なセルフマネジメントテクニック・ツールを紹介する。
演習としては、自身にはどのような特性があるかを客観視する個人ワークを行う。また自身の特性に合ったマネジメント方法を身に付ける。さらに社会で活躍する発達障害当事者をゲストスピーカーとして招き、自己および他者における脳の多様性を深く理解するための事例を提供する。

Learning Achievement

1)脳の多様性(ニューロダイバーシティ)、発達障害を理解する
2)自身の特性について説明できるようになる
3)自身の特性に合ったセルフマネジメント方法について説明できるようになる
4)多様な特性のある学生同士をお互いに尊重してコミュニケーションをすることができる
5)多様な特性を組み合わせて、チームの強みを活かしたプロジェクトを立案できる

Competence

修士レベル
知の活用力・マネジメント能力、コミュニケーション能力、チームワーク力
博士レベル
知の創成力・マネジメント能力、コミュニケーション能力

Course prerequisites

特になし(博士後期課程学生の受講および学群学生等の聴講も歓迎する)
聴講による参加希望の学生は下記の連絡先まで事前に申し出ること。
ただし、聴講希望者は原則的に2日間の日程全てに参加することを前提とする。
(連絡先)佐々木 銀河 sgalaxy#@#human.tsukuba.ac.jp
※#@#を変換してください。

Grading Philosophy

1_評価方法:リアクションペーパー、レポート課題、プレゼンテーション評価(manabaにて提出・評価)
2_割合:リアクションペーパー(40%)、レポート課題(40%)、プレゼンテーション評価(20%)
3_評価基準:3つの成績評価方法を用いて、下記2点の基準で成績を評価します。
(1)自身の特性(強み・弱み・弱みへの対処法)を他者が理解できる程度に的確に説明できること、
(2)誰かの弱み(凹)を解決するために、自分や他者の持っている強み(凸)を積極的に発見してチームプロジェクトに反映すること

Course schedule

本科目では、本学大学院生が産業界や地域社会で自身の能力を十分に発揮できるよう、自己および他者における脳の多様性を適切に理解することを通して、自身の特性に合ったセルフマネジメントスキルおよび多様な特性のある学生同士のコミュニケーションスキルを身に付けることを目標とする。
まず、発達障害から定型発達の連続体として捉えられる「脳の多様性(ニューロダイバーシティ)」について概説し、自身にはどのような特性があるかを客観視するワークを行う。
加えて、学業や日常生活において有効なセルフマネジメントテクニックやツールを紹介することで、自身の特性に合ったマネジメント方法を身につけるまた、社会で活躍する発達障害当事者とともに、自己および他者における脳の多様性を深く理解するための講義を提供する。
講義を踏まえて、1日目から2日目にかけて、多様な特性のある受講生同士がグループを組み、自身の強みを活かし、他者の弱みを補い合いながら、社会に役立つ事業・商品・プロジェクトを考えるアイデアソンを行う。
本授業は対面(1日目)とオンライン(2日目)のハイブリッド形式で実施する予定である。
受講人数が多く、1日目の対面授業用の教室確保が困難な場合や状況によってはMicrosoft Teamsを用いてオンライン(同時双方向型)で実施することがある。授業実施方針はmanabaにて履修登録者に連絡をする。
本授業ではグループワークを中心に行うため、講義部分については事前にMicrosoft Streamによる動画配信を行うので、視聴すること。グループワーク等の演習は基本的に対面またはTeamsにより同時双方向で行う。グループワークを行うため、事前に受講生自身がどのような受講環境であれば学びやすいかを考えておくことが良い。グループ活動が苦手な場合は事前に相談することで受講しやすい環境調整にも対応する。

<事前の動画視聴>
履修登録者に対して、下記の講義部分をMicrosoft Streamで授業開始前に配信する
(1) 発達障害と脳の多様性
(2) 弱みを補うセルフマネジメント・テクニック
(3) 発達障害当事者からの体験談

<1日目>10時00分〜17時30分
講義内容の振り返り・質疑応答、自分の強み・弱み・弱みの対処法を確認するためのグループワークなど

<2日目>10時00分〜17時30分
各グループによる自分の強みを活かし、他者の弱みを補いながら社会に役立つアイデアを創出する凸凹(でこぼこ)アイデアソン、アイデアプレゼンテーション

Course type

Lectures and Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Sasaki Ginga,脇 貴典,Noro Fumiyuki,岩本 友規

Other information

この授業では筑波大学における多様な専門の大学院生が協働して、自らの強みを生かし、誰かの弱みを補うための新事業・商品・プロジェクトを考える授業です。他の専門の大学院生と交流することに関心のある学生には良い機会になると思います。

グループワークの参加にあたり、心配なことや配慮を要する学生は、お知らせください。多様な形態での参加方法を検討します。

発達障害の有無にかかわらず、全ての学生において自身の特性をより良く知り、自己対処法を見つけることはスキルアップや社会参加の重要な要素となります。
本科目受講後に学生の希望により、DACセンターで行う個別アセスメントを受けることも可能です。

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Link to the syllabus provided by the university