Organic Chemistry I University of Tsukuba
Course Overview
沓村担当分:反応有機,構造有機及び合成有機化学を理解するために必要な基礎的分野として,有機化学の歴史,有機分子の結合論,有機化合物の命名法,反応性を支配する因子,酸塩基の概念,反応機構論,立体化学などを取り上げて講義する。 笹森担当分:有機化合物の構造と反応性の関係を色々な化学結合の物理的要素,結合距離,結合角,結合エネルギーと関連させて論じる。芳香族性と芳香族化合物,芳香族化合物の反応,立体化学的諸問題,分子の立体配置,配座,光学異性,幾何異性,不斉合成反応,酸と塩基について講じる。
Learning Achievement
有機化合物の構造・性質・反応の基礎概念について学び、これらに基づいた反応機構の理解や推定ができる力をつける。
Competence
批判的・想像的思考力の醸成 有機化学分野の知識と理解力、応用力の修得
Course prerequisites
なし
Grading Philosophy
各項目に関する確認問題を課題として課す。笹森担当分、沓村担当分それぞれについての期末試験を行う。A+〜Cの評点は、笹森担当分、沓村担当分のそれぞれについての総合評価(課題10%+期末試験90%)を平均した点数に基づいて行う。
Course schedule
火曜日の講義は笹森貴裕が担当、金曜日の講義は沓村憲樹が担当
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Kutsumura Noriki,Sasamori Takahiro
Other information
有機化学の基礎知識を学ぶと同時に、論理的思考方法を身につけてほしい。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university