Course Overview

ワールドカフェやオープン・スペース・テクノロジー(OST)などの手法を用いつつ、毎回、現代社会のさまざまな問題や各人が抱えている実存的な問題などをテーマにして、哲学カフェの形式で哲学的な対話を実践する。これを通して、哲学カフェの作り方やファシリテーションの方法の基礎を学び、自らそれを実践する力を身につけるとともに、開かれた態度で他者の話を聞く態度、自らの考えのもつ限界や偏見に気づき、他者との対話を通して考えを深めていく態度といった哲学の実践にとって本質的な姿勢を身につけるよう努める。特にこのBの授業では、実際の哲学カフェにおいてファシリテーターを務め、対話をリードする経験を積む。

Learning Achievement

現代社会が抱えるさまざまな現実的問題を一般市民が社会で、また生徒が学校の社会科の授業の場で、それぞれ議論する場を哲学が提供する、「哲学プラクティス」のヴィジョンと能力を獲得する。この授業では、特にファシリテーションの基礎の修得を目指す。

Competence

汎用:(1)知の活用力、(3)コミュニケーション能力、(4)チームワーク力
専門:(1)研究力、(4)思考力、(5)総合力

Course prerequisites

特になし。

Grading Philosophy

授業に取り組む姿勢とレポートの内容を総合的に評価する。

Course schedule

哲学カフェ、ワールドカフェ、OSTなどの手法を用い、毎回、哲学カフェの基礎を学ぶとともに、人間に関する普遍的な諸問題やさまざまな現代社会の問題をテーマとして哲学プラクティスを実践する。
具体的には、毎回参加者からテーマを募り、全員で対話する。(以下はこれまでに取り上げられた過去の例である。)
また、オンライン(Zoom)で授業を行う。詳しくはmanbaのコースメニューを参照のこと。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Igarashi Sachiko,Horo Atsuhiko,Igawa Yoshitsugu,Tsuzaki Yoshinori

Other information

主体的・積極的な参加を望む。
授業はオンライン(Zoom)で行う。詳しくはmanbaのコースメニューを参照のこと。

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