Practical Research in Japanese Language Pedagogy 2 University of Tsukuba
Course Overview
日本語教育実践研究1を承けて、受講生は本学で学ぶ日本語学習者が求める日本語教育内容を検討し、初級レベルの学習者を中心に実際のクラス運営を行う。クラス運営は、2~3名から成るグループ単位で行う。指導内容を設定し、その内容に基づいてシラバス作成、参加者の募集とレベルチェック、授業、評価、及び、クラス運営に関する振り返りを行う。日本語教育コース専任教員がグループに分かれて、教育内容、振り返りを確認、助言し、実践的日本語教育能力を高めることを目的とする。
Learning Achievement
日本語クラスを編成し、日本語教育実習を行う能力を身につける。 日本語の教え方に関する専門知識を学び、また知の活用力、コミュニケーション能力・国際性の養成に不可欠な思考力を、教壇実習を行うことにより実際に訓練し、自立的に日本語を教え、また日本語のチームティチング形式で行われる授業運営に関わる能力を身につける。加えて、教育実践に関する研究を行い、その成果を報告し論じる研究発表や論文が作成できる力を身につける。
Competence
汎用コンピテンスのうち「知の活用力」「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「国際性」に関連する。専門コンピテンスのうち「研究力」「専門知識」に関連する。 初級レベルの学習者を中心に実際のクラス運営を行う。クラス運営は、2~3名から成るグループ単位で行う。指導内容を設定し、その内容に基づいてシラバス作成、参加者の募集とレベルチェック、授業、評価、及び、クラス運営に関する振り返りを行う。なお、グループの各メンバーが最低2回は授業を行うこと。振り返りでは、当初設定した課題と1回目の授業を終えての課題にどのように対応できたかを述べること。
Course prerequisites
筑波大学人文社会科学研究科の学生(原則として前期)であり、「日本語教師養成プログラム」の履修生であること。また、留学生の場合、CEGLOC日本語部門開講の日本語コースにおけるJ8相当の日本語能力を有すること。
Grading Philosophy
評価は本学の基準によります。 振り返り発表50%+期末レポート50% ※レポートの課題等は後日詳細を指示する。
Course schedule
※対面(オンライン併用型)で実施します(教室は後日お知らせします) ※以下のスケジュールは仮のもので、実際には初回の授業で話し合いによって決めます
Course type
Training/Lab Experiments/Practical Application
Online Course Requirement
Instructor
MOON CHANGYUN,Ito Hideaki,Hatano Hiroaki,Bushnell Cade Conlan,Ono Masaki,Sekizaki Hironori,Vanbaelen Ruth,Chauhan Anubhuti
Other information
チームティーチングに必要な協働を体験学習するにあたり、お互いに協力してクラス運営を行うことを望む。実習生の自主的な活動を期待する。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university