Prehistory and Archaeology III-B University of Tsukuba
Course Overview
弥生時代から古墳時代にかけての社会変化を理解するにあたり、前方後円墳に代表される古墳がどのような経緯で成立したのかを明らかにすることは、きわめて重要な課題である。この授業では、各地に認められる弥生墳丘墓の実態を把握したうえで、古墳出現の歴史的意義について理解を深める。授業の前半で弥生墳丘墓の実態把握を進め、授業の後半で纒向型前方後円墳と東日本の前方後方墳について検討する。毎回の授業では、個別のテーマについて1名の受講生が研究報告をおこなう。その内容を受けて教員による講義と全体での討議をおこない、古墳出現の歴史的意義を考察する。
Learning Achievement
弥生時代から古墳時代にかけての社会変化を理解するにあたり、前方後円墳に代表される古墳がどのような経緯で成立したのかを明らかにすることは、きわめて重要な課題である。この授業では、各地に認められる弥生墳丘墓の実態を把握したうえで、古墳出現の歴史的意義について専門的知識を獲得する。その過程で、考古学に関する研究力、思考力、総合力等を養うとともに、世界史的視点で古墳時代を理解し、その成果を国際的に発信することの重要性についても認識を深める。
Competence
「知の活用力」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」「国際性」「研究力」「専門知識」「思考力」「総合力」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
課題設定(25%)、研究報告の内容(50%)、討議への参加姿勢(25%)などを総合的に評価する。
Course schedule
授業の前半で弥生墳丘墓の実態把握を進め、授業の後半で纒向型前方後円墳と東日本の前方後方墳について検討する。毎回の授業では、個別のテーマについて1名の受講生が研究報告をおこなう。その内容を受けて教員による講義と全体での討議をおこない、古墳出現の歴史的意義を多角的に考察する。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university