Course Overview

アジアの宗教文化の研究事例を学び、最新の研究の目的、方法、成果の意義を理解する。

Learning Achievement

この授業では、アジアの宗教文化の研究事例を学び、最新の研究の目的、方法、成果の意義を理解できるようにする。これは広く異文化に関する学術作品を精読して、深く思考することになり、汎用コンピテンスの4.および専門コンピテンスの2.の基礎力を養える。また、解読した内容に帯する質疑の練習から、汎用コンピテンスの2.と6.、および専門コンピテンスの4.にかかわる基礎能力を身につける。

Competence

汎用コンピテンスとしては2.批判的、創造的思考力、4.広い視野と国際性、6.協働性・主体性・自律性、専門コンピテンスとしては2.文化的現象の分析力、4.国際的なコミュニケーション能力に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

平素の授業における課題（70％）、期末試験（30％）。授業で行われる史料内容、論文内容の検討や討論をふまえ、課題や試験の解答に表現される学生の理解力や考察力の程度を評価する。

Course schedule

授業の形式は対面とします。
この授業では、英文または中文で刊行されたアジアの宗教文化に関するすぐれた学術書籍を通じて、研究史の動向を理解していく。中国の宗教文化、清末北京の道教の社会史を対象とする研究の事例をとりあげて、その依拠史料を精読するとともに、研究の目的、方法、意義などについて理解することを試みる。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Maruyama Hiroshi

Other information

研究事例と自己の問題意識を関連させる方法を思考できるように努めてほしい。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university