Seminar in European and American Culture IX University of Tsukuba
Course Overview
まずイタリア語の初級文法を学ぶ。ラテン語あるいはフランス語を学んでいれば比較的容易であるので、速習して旧新約聖書の学習に移る。新約のギリシア語は別途開講されているが、旧約のヘブライ語が足りないので、概要を速習し、原典をひも解いて、旧約の精神性に触れることを目指す。
Learning Achievement
イタリア語の文法に親しむことにより、ロマンス諸語が相互に極めて近似していることを自ら認識する。続いて旧約聖書を中心に聖書学の基本的な事項に通じ、旧約聖書ヘブライ語の概要に親しむ。最後に旧約聖書のヘブライ語による原典講読を通じて、旧約の精神性を原典から汲み取る。これら一連の行程を通じて、自ら原語を通じての原典研究ができるようになる。「批判的・創造的思考力」「データ・情報リテラシー」「広い視野と国際性」「協働性・主体性・自律性」,「文化事象の理解力」「国際的なコミュニケーション能力」の向上に寄与する.
Competence
汎用コンピテンス「2:批判的・創造的思考力」「3:データ・情報リテラシー」「4:広い視野と国際性」「6:協働性・主体性・自律性」,専門コンピテンス「2:文化事象の分析力」「4:国際的なコミュニケーション能力」に対応する.
Course prerequisites
ラテン語かフランス語の初級文法の履修を終えていることが望ましい.
Grading Philosophy
A. 期末教場レポート (60%): 統一テーマを設定し、レポートを作成して提出してもらう。 B. 授業内提出物 (40%): manabaの小テスト欄に各回のキーワードを数個記入してもらい評価する。
Course schedule
学期末試験
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Akiyama Manabu
Other information
イタリア語の辞書は,小学館『伊和中辞典』で統一する. 他の授業科目との関連:ラテン語初級と,できれば中級,それに「欧米文化論」IX,Xを履修しておくことが勧められる.
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university