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Course Detail

Degree
Doctor
Standard Academic Year
1, 2
Course delivery methods
face-to-face
Subject
Historical & philosophical studies
Program
School
Master's Program in Humanities
Department
Doctoral Program in Philosophy
Campus
Tsukuba Campus
Classroom
Course Offering Year
2023-2024
Course Offering Month
-
Weekday and Period
Capacity
Credits
1.0
Language
English
Course Number
02DBH59

Seminar in History of Western Ethical Thought (3)B University of Tsukuba

Course Overview

倫理学の根本問題を扱った西洋近現代の著作を読解する。テクスト理解に必要な基本的概念、思想史的な背景知識、語学力の習得を目ざす。テクストとしてはカント『道徳の形而上学』の「徳論への序論」の後半を取り上げる予定である。

Learning Achievement

倫理学の根本問題を扱った西洋近現代の著作を原語で精読し、テキストを読解する能力と倫理学的に思考する能力を習得する。

Competence

知の活用力、マネジメント能力、コミュニケーション能力、国際性、研究力、専門知識、倫理観、思考力、総合力

Course prerequisites

Grading Philosophy

授業への参加・貢献度(十分に予習をして授業に出席し、読解・質疑を適切に行っているかどうか)に応じて評価する。

Course schedule

【MicrosoftのTeamsのウェブ会議機能を使ったリアルタイムのオンライン(同時双方向型)授業になります。本授業用のTeamsのチームコードはmanaba上でお知らせします】
カントの『道徳の形而上学』「徳論の形而上学的原理」を原語で講読し、「道徳」と「法」の区別について考察する。解釈が難しい箇所についてはコメンタリーや論文等を参照しながら読解を進める。
受講者の関心次第では別のテクストに変更することもある。
ガイダンス 講読箇所の全体についての説明
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(1) 行為と格率
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(2) 倫理的義務と法的義務
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(3) 広い拘束性と狭い拘束性
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(4) 徳と功績
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(5) 〈同時に義務である目的〉としての自己の完全性
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(6) 〈同時に義務である目的〉としての他者の幸福
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(7) 徳の義務の定義
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(8) 法論と徳論の原理、分析的と総合的
カント『道徳の形而上学』「徳論への序論」の読解(9) 徳の義務の図式

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Other information

Site for Inquiry


Link to the syllabus provided by the university