Seminar in Japanese History III-A University of Tsukuba
Course Overview
日本近代思想史に関する文献を講読する演習授業。春学期は明治~昭和期に活動した思想家・ジャーナリストである三宅雪嶺(1860~1945)の自伝『自分を語る』を精読する。日本近現代史におけるジャーナリズムと思想の関係を、三宅雪嶺を中心に徳富蘇峰との比較において検討する。自伝史料の詳細な分析を行なう。
Learning Achievement
日本近現代史におけるジャーナリズムと思想の関係を、近代史料学やメディア史研究などの手法も導入しつつ、三宅雪嶺を中心に徳富蘇峰との比較において検討することを通して、「研究力」や「専門知識」の獲得にとどまらず、深い「思考力」や「知の活用力」を培うことを目標とする。
Competence
「知の活用力」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」「国際性」「研究力」「専門知識」「倫理観」「思考力」「総合力」に関係する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
平常点(50%)、報告内容(30%)、対話式による試問(20%)。これらを総合的に評価する。
Course schedule
三宅雪嶺『自分を語る』と徳富蘇峰の『蘇峰自伝』を主として取り上げる。 対面授業を行う。受講方法は、原則として、履修登録後にmanabaの当授業コースを参照すること。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university