Seminar in Japanese History IIIB University of Tsukuba
Course Overview
日本近代思想史に関する文献を講読する演習授業。秋学期は、前期に引き続き三宅雪嶺のもう一つの自伝である『大学今昔譚』を精読する。その際、自伝が連載された雑誌『婦人之友』と、それに掲載された他の回想的論説にも注意を払いながら進めていく。三宅とは同時代に活動した徳富蘇峰との比較に留意する。
Learning Achievement
日本近現代史におけるジャーナリズムと思想の関係を、近代史料学やメディア史研究などの手法も導入しつつ、三宅雪嶺を中心に徳富蘇峰との比較において検討することを通して、「研究力」や「専門知識」の獲得にとどまらず、深い「思考力」や「知の活用力」を培うことを目標とする。
Competence
「知の活用力」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」「国際性」「研究力」「専門知識」「倫理観」「思考力」「総合力」に関係する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
平常点(50%)、報告内容(30%)、対話式による試問(20%)。これらを総合的に評価する。
Course schedule
三宅雪嶺『大学今昔譚』と徳富蘇峰『蘇峰交友録』を主として取り上げる。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university