Seminar on Japanese Pragmatics University of Tsukuba
Course Overview
日本語を中心として、発話機能の観点から、どのような発話機能を必要として、日本語の教科書ではどのように扱われているかを見ながら、我々は、日常的にこうした発話を行う場合に、どのような点に留意する必要があるかを、コーパスや調査に基づき、実証的に考える。
Learning Achievement
語用論研究のアプローチを理解し、自身で収集したデータを利用し、「依頼」「承諾」「挨拶」といった発話行為の原理や方法が言語や社会により異なることが説明できるようになる。
Competence
専門コンピテンス「2.言語事象を社会・人間との関わりで捉える力」に関連する。
Course prerequisites
AE13A91 日本語の語用論の履修者に限る。
Grading Philosophy
発話行為の原理や方法に関わる発表30%、毎回の課題提出10%、最終レポート60% ●ルーブリック:http://www.japanese.tsukuba.ac.jp/cms/resource/uploads/2022/03/AE13A92.pdf
Course schedule
数ある発話機能の中から、発表者が自分でトピックを選択して、コミュニケーションの点から留意するべき点を整理する。毎回、決められた発表者はハンドアウトを用意して、発表する。それをもとに、質疑応答を行う。 発表に盛り込む内容 1) 日本語の実態・現状紹介(経験、観察、報道など) 2) 当該内容に関する先行研究の紹介 3) 自分の内省を含めた意見 4) 教室内で議論したいテーマ(できるだけ具体的に)
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Ono Masaki
Other information
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Ono Masaki
Email address: ono.masaki.ga@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university