Sources in Asian History I-A University of Tsukuba
Course Overview
清代雍正年間から乾隆20年までの銭法について解説した上で、当該時期の銭法に関する檔案史料を受講生全員で講読し、官撰書の記載内容と比較しながら、檔案史料から読み取れる事実関係について議論する。講読する史料は、『雍正朝内閣六科史書戸科』『内閣題本戸科貨幣類』『明清檔案』『宮中檔硃批奏摺財政類』『宮中檔雍正朝奏摺』『宮中檔乾隆朝奏摺』『議覆檔』『大清歴朝実録』『皇朝文献通考』『欽定大清会典事例』など。
Learning Achievement
清代雍正年間から乾隆20年までの銭法に関する?案史料の講読を通して、一次史料の分析に基づいて堅実な歴史叙述を構築するための「専門知識」を獲得する。あわせて異なる時代・地域の政治・社会を内在的に理解する作業を通して「知の活用力」「国際性」を身につける。 ただし、受講生の顔ぶれに応じて講読史料を適宜変更する可能性がある。
Competence
「知の活用力」「国際性」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
講義および講読史料に関する理解度を毎回の授業のなかで確認し、評価を決定する(100%)。
Course schedule
清代雍正年間から乾隆20年までの銭法に関する?案史料を受講生全員で講読し、官撰書の記載内容と比較しながら、?案史料から読み取れる事実関係について議論する。 ただし、受講生の顔ぶれに応じて講読史料を適宜変更する可能性がある。
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Other information
漢語を母語とする留学生は、史料の内容について、現代漢語からの類推ではなく学術的な根拠をもって読解すること。また、正確な日本語で自身の理解を説明すること。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university