Course Overview

近代日本は西洋で発達した近代物質文明を大幅に取り入れ、それによる都市化、グローバル化に関しては、すでに世界の最先端を走っている。近代物質文明は国民生活を物質的には豊かにしたが、自然との断絶や共同体の崩壊で、精神的な幸福を与え得ないでいる。本講義は、江戸時代までの日本文化・文明と現代物質文明を比較しつつ、両者を活かした新日本文明のありかたを模索する。

Learning Achievement

日本文化・文明を概念的な知識だけでなく、その世界観、価値観を自らの「根っこ」として解明し、近代物質文明の本質を批判的に理解して、今後の日本の文明的なあり方に関する問題意識を持つ事ができる。
また、留学生との討論を通じ、自他の世界観、価値観と対比研究をすることで、自国の文化の特徴、および、互いの文化・文明との違いや共通性についても、体験的に理解し、表現することができる。

Competence

専門コンピテンス「4.文化事象を社会・人間との関わりで捉える力」に関連する

Course prerequisites

Grading Philosophy

①グループ研究（40％）発表及び全体討議での発言によって、総合的に評価する。
②ミニレポート（60％）
ただし、70%以上の出席は必要。

Course schedule

講義及びグループ研究

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

布瀬 雅義

Other information

Site for Inquiry

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