Course Overview

ロシアの言語文化を知るために、ロシア語のテキストを講読して授業を進める。深く精確な読解に必要な文法の基礎力を訓練する。内容に関わる、歴史的文化的な知識については十分説明を加え、背景や国民性についてある程度まとまった理解を涵養する。

Learning Achievement

ロシア語の文法応用力をつけることで読解力を高める。履修者は、文章から名詞や基本動詞を頼りに事実を拾うのではなく、形容詞や副詞、また動詞の体(たい)や時制、語順や省略などあらゆるモダリティを把握して深く文章を味わい、そこに描かれている言語文化のおもしろさを受容することができるようになる。

Competence

「広い視野と国際性」「文化的現象の分析力」「国際的なコミュニケーション能力」に関連する。

Course prerequisites

キリル文字の読み書きと初級文法の知識があること。

Grading Philosophy

講読対象文献および授業内で紹介された文献を、予め丁寧に読み、自分なりの理解をして授業に臨むことを求める。予習をして毎回の授業に講読の分担および質問・ディスカッションに参加する(60%)、期末試験(40%)。

Course schedule

履修者のすでにもっているロシア語運用能力をはかり、全員が主体的に授業に参加できるような内容と難易度の講読対象テキストを第1回で選択する。以後、読みの前提となる時代背景や社会制度、文化史的知識などを解説しながら講読を進めてゆく。

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

Other information

初回の授業は、その時間にmanabaにアクセスしてください。その時点で登録が終わっていない受講予定者は、加藤のメールアドレスに受講希望の旨、ご連絡をください。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university