Course Overview

日本上代文学の中で特定のテーマに着目し、その史的展開を学ぶ。上代ならではの表現や発想、ならびにそれらの背景となる時代性や地域性についての講義を行う。

Learning Achievement

履修者は、『萬葉集』の挽歌を手がかりとして、死という現象そのものの普遍性とそれに対する文化的な側面の多様性との関係を理解し、時代背景や地理的環境といった諸要因を踏まえて批判的に作品を読み解く分析力を習得するとともに、国際的な視野でその特質を位置づける態度を身につける。

Competence

「データ・情報リテラシー」「文化的現象の分析力」「国際的な主体性」に関連する。

Course prerequisites

日本文学講読1（AC60A01、春AB）を履修していることが望ましい。

Grading Philosophy

毎授業後のコメント記入（40%）、定期試験の成績（60%）

Course schedule

この授業では『萬葉集』の挽歌を読み解くことで、古代の人々の心性やその背景を理解するとともに、それと現代、ないし異なる文化圏との連続性や不連続性についても考えていく。期末試験はGoogleフォームを使って行うので、試験日には必ずパソコンやスマートフォンなど、Googleフォームへのアクセスと入力が可能な端末を持参すること。

Course type

Lectures

Online Course Requirement

Instructor

Shigeno Tomohiro

Other information

毎回異なる作品やテーマを扱いますが、それ以前の授業とも関連付けた講義を行います。したがって、毎回の講義内容を前提知識として蓄積していくことが大切です。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university