Studies in Literary Criticism (1B) University of Tsukuba
Course Overview
文学研究を学術的に展開するための方法論を発表形式で実践的に学ぶ。学生各自の問題意識にもとづいて研究方法を洗練させていくために、受講生各自が自分の研究にとってもっとも重要な先行研究を紹介し、それをもとに自分の研究の構想を発表する。受講生全員が題材として紹介される先行研究を授業までに読んでくることを義務とし、討議の充実をはかる。
Learning Achievement
すぐれた批評的・理論的著作を対象文献として指定し、毎回担当者を決めた輪読形式で読み進めることにより、文学研究を遂行するための基礎的な知識を身につけ、分析と論述の手法について学ぶ。
Competence
汎用コンピテンス「3.コミュニケーション能力」、専門コンピテンス「1.研究力」「2.専門知識」「4.思考力」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
授業参加態度70%、期末課題30%。期末課題では、この著作の末尾の小論文から1つを選んで、今学期の学習内容と連携させながら論じる。
Course schedule
日本の「文学理論」を概観した近年の著作をとりあげ、作品の読解に留まらない文学研究アプローチの開拓について学ぶ。この授業は、基本的にTeamsを用いたオンライン・ライブ方式で実施し、資料等をmanabaで共有する。受講者は、初回授業日10月6日(火)15:15~に、この授業用のTeamsでのオンライン会議に参加すること。総論、ガイダンス(大浦康介編『日本の文学理論--アンソロジー』の紹介と、授業の進め方)1「小説論」をめぐって2「描写論」をめぐって3「物語論」をめぐって4「詩的言語」をめぐって5「フィクション論」をめぐって6「読者論」をめぐって7「起源論・発生論」をめぐって8「文学とは何か」をめぐって総括
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university