Course Overview

方法論的意識をより拡充しながら、文学研究を学術的に展開するための能力を高める。とりわけ近年の新たな研究動向に着目し、これからの文学研究に必要な着眼点や有効な問題設定を抽出する。先行研究からとりわけ分析の手法と論述の技法を学び、みずからの研究活動に生かすために、教員および学生各自が自分の研究と関わる優れた著作・論文を選んで紹介するとともに批評的な分析を加える。受講生全員が題材として紹介される先行研究を授業までに読んでくることを義務とし、討議の充実をはかる。

Learning Achievement

研究対象作品の綿密な分析にもとづき、受講生各自が文学研究を学術的に展開する方法を深化させる。

Competence

汎用コンピテンス「3.コミュニケーション能力」、専門コンピテンス「1.研究力」「2.専門知識」「4.思考力」に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

1評価方法: 授業参加態度(参加準備を含む)、発表担当、期末提出物
2評価の分配割合: 参加態度30%、発表担当40%、期末提出物30%。
期末提出物では、発表内容を発展させて、自分の研究課題に関する先行研究の概括と、自分の問題設定の提示をおこなってもらう。

Course schedule

学生各自の問題意識にもとづいて研究方法を洗練させていくために、受講生各自が自分の研究の進展にとって重要な対象作品（の抜粋）をあらかじめ提示し、発表担当回においてはその分析と、それをもとにした研究の展開方向を示す。受講生全員が題材として紹介される先行研究を授業までに読んでくることを義務とし、討議の充実をはかる。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Aoyagi Etsuko

Other information

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university