Course Overview

文学研究能力を高め、必要な基礎知識を確かなものとすると同時に、将来の文学教育者としての基礎的な資質を養うためにも、文学批評概説ないし文学研究入門書の一項目を受講生各自が試行的に執筆する。モデルとして、橋本陽介『物語論 基礎と応用』、丹治愛・山田広昭『文学批評への招待』、土田知則・青柳悦子『文学理論のプラクティス』、廣野由美子『批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義』などを用いる。学生各自が選んだ対象作品について、構想の作成、素案執筆、学生相互の批評を経た推敲をおこない、学術的信頼を獲得しうる水準にまで高めていく。

Learning Achievement

文学研究能力を高め、必要な基礎知識を確かなものにする。文学専攻の大学院生としての、また将来の文学研究者としての基礎的な資質を養う。

Competence

汎用コンピテンス「3.コミュニケーション能力」、専門コンピテンス「1.研究力」「2.専門知識」「4.思考力」に関連する。

Course prerequisites

Grading Philosophy

1 成績評価方法:授業参加態度(授業準備を含む)、期末課題40%。
2 成績評価の割合:参加態度60%、期末課題40%。
期末課題では、この学期の学修内容を発展させ、批評概念項目と分析の最終版を提出する。

Course schedule

受講生各自が、自分の研究にとって重要な意味をもつすぐれた先行研究を選定し、あらかじめ受講者に提示する。発表回では、先行研究を批判的に検討しながら、自分の研究の発展方向について議論する。

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Aoyagi Etsuko

Other information

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university