Course Overview

最新の文学理論を自ら応用し作品分析に利用できるまで習熟することを目標とする。そのために、最近の文学理論を理解するために不可欠な、すでに古典的となった欧米の文学理論書、エーリッヒ・アウエルバッハ『ミメーシス』(日本語訳上・下巻)などを、主に日本語訳を利用しながら講読することで、文学における「リアル」とは何かということについて学ぶ。

Learning Achievement

エーリッヒ・アウエルバッハ『ミメーシス』（日本語訳、上下巻）の下巻をゼミ形式で輪読する。なお、初回と2回目は上巻第１章と第2章の解説を行う。

Competence

専門コンピテンス「専門知識」に関連する。

Course prerequisites

古典的な批評を、現代の文脈や各自の関心に対応させつつ、丁寧に読む根気が必要である。

Grading Philosophy

ディスカッションへの貢献度(10%)、担当回のレジメと発表(10%)、レポート(80%)によって評価する。

Course schedule

Course type

Class Exercises

Online Course Requirement

Instructor

Saito Hajime

Other information

文学理論や批評を深く知るためには、その対象となっている作品を事前に読んでおくことが必須である。

Site for Inquiry

Link to the syllabus provided by the university