Studies on Comparative Thought University of Tsukuba
Course Overview
東西の世界的思想交流についての思想史の比較を行う。前期は現代思想の発出点になったヨーロッパ・アメリカ理性の時代・近代啓蒙運動期に影響を与えたアジアの哲学について、東西両洋の思想家による原典(ラテン語・漢文とその現代語訳)を比較し、その影響授受の実際を確認する。
Learning Achievement
グローバルな比較文化を標榜しながらもその実われわれは明治この方150年の欧米文化の輸入超過により足下のアジアの思想をすっかり忘れつつある。本講義では16世紀~、アジアの思想がヨーロッパに影響を与えた史実を東西の文献的資料(の私訳)をもとに考察することで文化的事象の理解力を高める。
Competence
汎用コンピテンス 批判的・創造的思考力、広い視野と国際性、協働性・主体性・ 自律性 専門コンピテンス 文化事象の文化事象の理解力
Course prerequisites
Grading Philosophy
試験は論述方式をとる。
Course schedule
「四書」の重要な章節を取り上げ、その概念をオーソドックスな注釈を通じて理解する。また対応するラテン語訳(の現代語訳)を対照しつつ講読する。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Igawa Yoshitsugu
Other information
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university