Studies on History of Comparative Thought University of Tsukuba
Course Overview
東西の思想交流についての思想史的研究を行う。後期はロシアの文豪トルストイや現代哲学の代表人物ハイデッガーも称賛し400種近い西欧語の翻訳がある『老子』やフランス・アメリカ等でも好評価される『荘子』の思想について、書き下しや現代語を通して講読する。
Learning Achievement
いま欧米をはじめとする世界各地で道教思想についての関心が高まっている。日本人自身の知的アイデンティティーに気づき、現代にその知恵を生かさない手はない。『老子』『荘子』の講読を通じて「本当の自分」を考えることで文化的事象の理解力を高める。
Competence
汎用コンピテンス 批判的・創造的思考力、広い視野と国際性 専門コンピテンス 文化事象の理解力
Course prerequisites
無し
Grading Philosophy
自由論述形式の試験に判断する。
Course schedule
老子については、添付資料、荘子については中島隆博『荘子の哲学』(講談社学術文庫) (2022) (2022)のテキストを講読し解説する。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Igawa Yoshitsugu
Other information
自ら主体的に考えて欲しい。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university