Study of Religions II(1)B University of Tsukuba
Course Overview
W・C・スミスによるfaith概念とbelief概念との区別と、faith概念の内容に関する検討、さらにはその人格主義的宗教学、さらに「世界神学」への指向を踏まえた上で、T・アサド等による彼に対する「宗教本質主義」批判とその妥当性を検討する。
Learning Achievement
宗教哲学あるいはそれと深く関わる分野の古典や学術論文を読解する能力、そこから自分自身で問題を発見・設定し、他の受講生とそれについて議論する能力、さらにその議論を通して問題を深く思考し、その解決を図る能力を育成する。
Competence
本科目は、汎用コンピテンス「知の活用力」・「コミュニケーション能力」・「チームワーク力」・「国際性」、および専門コンピテンス「研究力」・「専門知識」・「倫理観」・「思考力」・「総合力」に関係する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
テクスとの準備状況と授業中の発言等による貢献の度合(70%)と各回のリアクションペーパの内容(30%)を総合して評価する。
Course schedule
対面での実施を計画しているが、これが認められない場合はオンライン(同時双方向型) に変更する予定。具体的な受講方法については履修登録者に連絡する。講読の進捗具合に応じて、上記の内容を調整する可能性がある。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Other information
授業の準備をする際、単に訳文を作るだけではなく、参考文献などを駆使して、そこで何が述べられ、論じられているかを読み取る努力をしてもらいたい。
Site for Inquiry
Please inquire about the courses at the address below.
Contact person: Horo Atsuhiko
Email address: horo.atsuhiko.fp@u.tsukuba.ac.jp
Link to the syllabus provided by the university