Technical Communication University of Tsukuba
Course Overview
事実やデータに基づいて行われる情報発信であるテクニカルコミュニケーションを円滑に行うための基本を、講義と演習で修得する。講義では、発信する内容を組み立てるための発想法の活用法、誰にでも一通りに伝えるための文法、レイアウトデザインの基礎理論、文字と絵の役割の違いなどをあつかう。さらに、語彙を豊富にするための演習、物事を数多くの視点から説明するための演習、専門用語に頼らずに内容の本質を伝える演習などを通して、テクニカルコミュニケーションを実践的に学ぶ。
Learning Achievement
(1)自身のアイディアを言語化して伝達するための方法を修得する (2)概念を論理的に組み立てる方法を修得する (3)発表の場を制御するための方法を修得する
Competence
修士レベル 知の活用力・コミュニケーション能力・国際性 博士レベル 知の創成力・コミュニケーション能力・国際性
Course prerequisites
プレゼンテーション等に興味があること
Grading Philosophy
1評価方法: 2回のレポートによる 2割合: レポート1 50%、レポート2 50% 3評価基準:各レポートについて満点の60%以上をとること。A+、A、B、C、Dで評価する
Course schedule
講義と、講義内容を実践するための演習で授業を進める。演習では各自の作文などを発表するが、この講義の目的の1つは発想を自由にすることなので、正解を求めるのではなく、オリジナルな発想を出し続けて欲しい。授業計画 1日目 1. テクニカルコミュニケーションとは 2. アイディアを生む 2.1.自分の内なる発想を知る:発想を言葉にする、さまざまな発想法 2.2.発想を論理的にまとめる:ロジックを組み立てる、思考支援技術の活用 2.3.社会や文化の中で伝える:異文化、母語と外国語、社会へのインパクト 2.4.演習:発想法の活用、語彙を増やす方法の実践 3. 文字を通して伝える 3.1.書くための準備:企画と構成、対象の設定 3.2.書くことの実際:分る文章は推敲で作る、査読の重要性 3.3.出版に関わる知識:エディトリアルデザイン 3.4.演習:文章の添削、版面レイアウトの実際 2日目 4. 視覚と聴覚に訴える 4.1.見せて伝えるテクニック:図表の作成、カラーユニバーサルデザイン 4.2.話して伝えるテクニック:書き言葉と話し言葉、自分の話し言葉 4.3.演習:文字と絵の昨日の確認、書き言葉と話し言葉の使い分け 5. 伝えるのはあなたです 5.1.あなただから伝えられる:文体やメタ情報としてのイメージ 5.2.ステージの上で:雰囲気の演出、ファッション
Course type
Lectures and Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Nomura Koji
Other information
今年度はオンデマンドなので以下の事態は生じないと考えられるが、対面講義の年度では、学会出席、論文作成のためのフィールドワークなどで欠席する場合は、“理由書” を提出すること。授業担当教員が“やむを得ない欠席”と認めた場合には、授業担当教員が提示する課題に対応したレポート提出とその内容によって出席とみなすことがある
Site for Inquiry
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