Topics in Folklore I-A University of Tsukuba
Course Overview
民俗学における信仰伝承研究に関わる先端的な研究動向を主に歴史民俗学的研究の立場から把握する。受講者それぞれの関心に応じた問題を析出し、議論を踏まえた上で、分析を行い得る能力を高める。
Learning Achievement
民俗学における信仰伝承研究に関わる先端的な研究動向を把握する事をテーマとし、受講者それぞれの関心に応じた問題を析出し、参加者による議論を踏まえた上で、分析を行い得る能力を高める事を目標とする。民俗学において信仰伝承研究がどの様に進められて来たかを踏まえるとともに、民俗学ならびに関連分野の論文を講読し、民俗学的な専門知識、海外の研究を踏まえた国際性、思考力等の研究力を育成しながら、受講者それぞれの研究関心からの検討を加える。民俗学における信仰伝承研究に関わる基本的な学史を把握するとともに、受講者それぞれの関心に応じた問題を析出し、参加者による議論を踏まえた上で、分析を行い得る能力を高める事を目標とする。あわせて、実社会との関わりを視野に入れ、分かりやすく伝える能力を磨きつつ、国際社会に貢献する意識と、広い視野に立った課題把握の能力を培う。
Competence
「知の活用力」 「国際性」「専門知識」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
授業を踏まえた上で演習の発表内容(30%)、議論への参加姿勢(20%)、提出されたレポートにおける議論を踏まえた上での課題に対する分析視点の深化(50%)を総合的に評価する。
Course schedule
以下の各回テーマを基本とする。授業の参加者は、講義の受講と演習形式での発表、議論への積極的な参加姿勢が求められる。民俗学における近年の信仰伝承研究の動向について講義を通じて理解するとともに、民俗学ならびに関連分野の論文を講読し、受講者それぞれの研究関心からの検討を加え議論する。受講者の理解度に応じて、変更する場合がある。
Course type
Lectures
Online Course Requirement
Instructor
Tokumaru Aki
Other information
大学院生として、自律的に課題を探求し、積極的に議論し、課題に対する問いを析出する姿勢を望む。
Site for Inquiry
Link to the syllabus provided by the university