Topics in History of the Ancient Near East II-B University of Tsukuba
Course Overview
シュメル語の読解能力を習得するとともに、紀元前三千年紀の楔形文字書体を学習し、原史料の読解に基づく古代西アジア史研究についての理解を深める。ウル第三王朝期の碑文、グデア王朝期の碑文、ウル第三王朝期の法文書の中から、言語の習得に適切な平易なサンプルを選び、講読する。
Learning Achievement
シュメル語の読解能力を習得するとともに、紀元前三千年紀の楔形文字書体を学習する。それによって、文献学・歴史学的な研究力、専門知識、倫理観、思考力、総合力を育成しながら原史料の読解に基づく古代西アジア史研究について理解を深め、あわせて、実社会との関わりを視野に入れ、分かりやすく伝える能力を磨きつつ、国際社会に貢献する意識、チームワーク、広い視野に立った課題把握の能力を培う。
Competence
「知の活用力」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「国際性」「研究力」「専門知識」「倫理観」「思考力」「総合力」に関連する。
Course prerequisites
Grading Philosophy
授業参加の姿勢(30%)、講読の際の文献の理解度(30%)、試験(40%)をもとに評価する。
Course schedule
紀元前22~21世紀に作成された平易なシュメル語王碑文・法文書を楔形文字原文から読解する。イントロダクションウル第三王朝期碑文(Ur-Nammu E3/2.1.1.33; Ur-Nammu E3/2.1.1.4)講読グデア碑文(Gudea E3/1.1.7.8; Gudea E3/1.1.7.64)講読グデア碑文(Gudea E3/1.1.7.62; Gudea E3/1.1.7.18)講読グデア碑文(Gudea E3/1.1.7.37; Gudea E3/1.1.7.StA)講読グデア碑文(Gudea E3/1.1.7.StC; Gudea E3/1.1.7.StD)講読グデア碑文(Gudea E3/1.1.7.StF; Gudea E3/1.1.7. StH)講読ウル第三王朝期の法文書(OIP 14 192; TMHNF 1/2 24)講読ウル第三王朝期の法文書(JCS 8 46; TMH 5 216)講読ウル第三王朝期の法文書(TMHNF 1/2 259; NG III Tf. 2)講読
Course type
Class Exercises
Online Course Requirement
Instructor
Shibata Daisuke
Other information
Site for Inquiry
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